人生の優先順位
決して珍しく無い話ではある
知り合い夫婦二組が離婚をした
所謂、熟年離婚というやつだ
付き合いも長い夫婦だっただけに
友達を失った感と言うのがあるのは仕方ない
気の合う夫婦友達というのは
この歳になると貴重な存在になっていくのになぁ
彼らが離婚した理由というのは
『片方の不倫』そして『性格の不一致』と言う事らしい
だが
長年もの間、家族を共に築き上げて来た同士も
シリコンバレー特有の一攫千金を手にした結果
金銭的の余裕が齎せす『悲劇』となった例かもしれない
お金というのは矢張り人を変えてしまうのか
或いは
自尊心が高いと我儘奔放でもいれるのだろうか
離婚後間も無く
男性側は二人とも年の離れた彼女を紹介して来た
何というか...
わかり易いと言うのかな
カップルとは言え
如何にもどこぞで『購入』して来たかのような
そんな不自然さが空気に漂っていた
夫婦とは何なのか、家族とは何なのか
果たしてその答えはあるのだろうか
いや、答えを求める事に意味があるのか
そんな風に自問し困惑しそうな自分に嫌気が差した
何を指針に、何を重きに置き
人は幸せになる為の生き方を選択するのだろうか