シンプルな日々

"Less is more" を目指していきたい♪

泣くということ

ここ僅か数週間で

訃報が続いたからだろうか

人生には必ず終わりが訪れるものだと

ひしひしと感じる様になってきた

 

涙を流すこと自体は自然な生理現象であるし

悪い事でも弱さとか恥じる事でも全く無い

号泣セラピーなんてのが存在する様に

逆に泣く事により

心が楽になり、ストレス発散、気持ちが落ち着き

心の健康さえ良くする効果もあったりするのは理解できる

 

だが時には

泣き止む事が難しくなる場合もあり

立ち直りに時間がかかる故に

どうしても『泣きたくは無い』という思いに駆られたりもする

 

そして

大人だからこそ軽々しく涙は溢せない

そんな概念も

遥か昔に押しつけられ根強い価値観となり捨てられないのも事実かもしれない

 

中高年になれば

ストレス社会で貯蓄された疲労というものが

完全に自律神経を疲れさせ

大脳の中枢神経の機能も衰え

肝心な感情コントロール能力が低下するのを避けられないし

 

そして

泣く自分を受け止めてくれる人達がこの世から消えていく

悲しい思い、寂しい思い、辛い思い、そして嬉しい思いも

涙で表現する事も複雑化していきそうだ

 

 

今まであった泣き場所が

徐々になくなり寂しく思うのは

思う存分、泣いてこなかったからなのかなと

我儘な視点ではあるが

チョッピし考えてしまった